+Graphysm

いま現代アートが、趣味としての鑑賞や収集を超えて、企業の戦略や人材育成にもたらす効果に注目が集まっています。Azone+Associatesはこれまでグラフィックデザインを基軸に、企業やブランドのブランディングと、現代アートのギャラリーの企画運営を並行して行ない、デザインとアート両面の実績を重ねてきました。

+Graphysmプロジェクトは、アートがもつ潜在的な「創造性」「革新性」「求心力」といった価値をオフィスや商業空間にリアルに生かすこと、さらにその可能性をデザインの力で引き出し、グラフィックに展開することを通して、まったく新しいブランディングを手がけます。

そのプロセスは、キュレーターや批評家などプロフェッショナルの目を通してアーティストを厳選し、彼らの創作意図やヴィジョン、アートが存在する空間におのずと宿る精神性やエナジーを深く理解することからはじまります。
同時に、クライアントの企業理念やフォロソフィー、ブランドのコンセプトや世界観を的確にとらえ、咀嚼します。

また、グラフィック的アプローチとして、ブランディングの根幹となるキーコンセプトを視覚的に体現するため、アートと空間とを連動させる媒介ともなるロゴ・マークやサインシステム、アメニティなどをデザインします。

+Graphysmは、現代アートをデザイン戦略のコアに象徴的に位置づけることで、ブランドへの理解と共感、そして内外のマネジメントの共通認識を深化させることを目指します。

プラス・グラフィズムの目指す空間におけるアートとグラフィックデザインの展開をご体験ください。

+Graphysm展 空間におけるアートの存在と、その連動。

※この展覧会は終了いたしました。

■会期
2018年7月20日[金] — 8月31日[金]
■時間
14:00 — 19:00(日月祝日休)
■会場
void+alternative
107-0062 東京都港区南青山3-16-14, 1F
03-5411-0080  info@voidplus.jp
プロジェクトの詳細は、こちらから

■参加アーティスト

宮嶋葉一

Youichi Miyajima

画家。具体的な対象をモティーフに簡略化された線と強いストローク、対象に意味を持たせないスタイルが特徴。簡素化された構造と内包するユーモアのセンスが楽しめる作品を一貫して制作。

袴田京太朗

Kyotaro Hakamata

彫刻家。伝統的な形式の彫刻から距離を取りながら、空洞性、複製性などのネガティブな要素を掘り下げることで彫刻の本質に迫る。近年では、色とりどりのアクリル板を積み重ね、特異な形態を生み出すシリーズで注目を集めている。

内海聖史

Satoshi Uchiumi

画家。精緻で美しい色彩のモチーフを積み重ね、大小様々な色面を編み上げた作品で知られる。その展開は単なる平面にとどまらず、支持体の組み合わせで空間を縦横に再構成し、身体との思いがけない関係性を感じさせる。

■グラフィックデザイン

1992年の設立以来、グラフィック、インタラクティブから映像、空間、環境、アートまで幅広いジャンルのプロデュース、コンサルティングから実際のデザインワークまでをトータルに手掛ける。
azone.co.jp

■アートコーディネート

2007年にオープンしたミニマルな現代アートギャラリー。展覧会のレセプションやライブパフォーマンスなどを行うサロンを併設。国内外のギャラリー及びアーティストとのネットワーク、美術大学との連携により、展覧会を開催。
www.voidplus.jp